スマートフォンの電池の消耗が早いと思ったら、無料のアプリケーションを疑ってみては??
アメリカのパデュー大のチームが、スマートフォンフォンにインストールされる無料アプリに組み込まれた広告関連ソフトが、電力を大量に消費している実態を確認し、4日に発表したそうです。
人気ゲーム「アングリーバーズ」やフェイスブックといった、よく使われる六つの無料アプリの消費電力を分析したところ、65~75%の電力が、広告関連ソフトで消費されていたそうです。
広告関連ソフトは、広告をダウンロードするときだけでなく、利用者の位置情報や個人情報を広告主に送るためにも電力を使います。
インターネット接続を切ったあと7秒間、無駄に電力を使う欠陥も見つかったそうです。
この結果を発表した大学の教授は、「電力の浪費による隠れたコストがある以上、無料アプリは無料とは言えない」と話しているそうです。
成果の詳細は、10日からスイス・ベルンで開催される会議で公表されるそうですので、スマートフォン愛用者は必見です。
(2012/4/12 23:30)