東京電力が約800カ所の不動産・施設の売却に向け、最終調整に入ったことが9日、明らかになりました。
不動産売却により、手元資金を厚くして、福島第1原発事故の賠償原資や事業費用に充てるようです。
6月には、不動産会社や投資会社向けに入札手続きを開始する予定です。
売却額は数100億円から1000億円を超える見通しです。
売却対象は、首都圏の社員寮や社宅のほか、保養施設、遊休地などで、東電は4月に入り、複数の大手信託銀行に2012~13年度の売却対象を示し、委託売却に向けた調整を始めたようです。
しかし、一企業の保有している不動産資産が、800もあるなんて、ちょっとおかしいですよね。
(2012/04/11 9:43)