夏の一般家庭の電気代を、ほかの時間帯よりも高くすると、1割ほど電力の使用量が減る試算があるようです。
経済産業省がまとめた次調査結果です。
これは、世代電力計の「スマートメーター」の導入を促進させるため、2年がかりで調査したもので経済産業省は、「今夏以降の電力需給対策にいかしたい」としています。
スマートメーターは、電力使用量が30分ごとにわかるもので、東京電力管内の約600世帯と、関西電力管内の約300世帯に、同意を得て取りつけ、2010~11年にかけて調べた結果です。
一部の家庭では、電気代を7~9月の午後1~4時、ほかの時間帯より2~3倍高く設定し、実際には調査家庭に払う協力金の額を、この時間帯の使用量によって変動させ、効果を観察したものです。
結果としては電気代が、一日中同じの家庭よりも、使用量が約10~17%減った事が分かりました。
我慢にも限度がありますので、
ただただ、猛暑にならないことだけを願いたいものです。
(2012/3/15 13:07)