高齢者の財産を、金融機関で管理します。
三菱UFJ信託銀行など4信託銀とりそな銀行は、2月1日から、後見人制度を利用している認知症の人や未成年らの財産を、「後見制度支援信託」での取り扱いを始めます。
家庭裁判所が、必要に応じて後見人に制度を紹介し、家裁の指示に基づき、銀行などが財産を管理するものです。
管理を引き受ける額は、みずほ信託が1円から受け付ける一方、三菱UFJ信託は3000万円以上、りそな銀行は5000円、住友信託と中央三井信託は1000万円からと、違いがあるのが気にかかります。
3000万円以上の資産しか受け付けてくれない銀行は、きっと顧客を資産家に特化したのでしょう。
一般庶民にっとは、全く無縁のものですよね。
なけなしの預金を持って窓口に行った途端、「うちは3000万円以下は預かりませんよ。」なんて言われると、悲しいやら腹が立つやらで、やりきれない気持ちになりそうです。
もっと庶民目線で、考えられませんか。
(2012/01/31 9:17)