消費者物価は3年連続マイナス。
2011年の全国の消費者物価指数は、生鮮食品を除いた総合指数(2010年を100とする)で99.8となり、前年より0.3ポイント低下しました。
前年を下回るのは、3年連続です。
下落幅は縮小していますが、モノの値段が下がり続けるデフレが続いていることを示しているもので、景気が下降していることを表します。
地上デジタル化前にテレビなどが安売りされたほか、東日本大震災後に自粛が広がり、旅館などの宿泊料が落ち込んだことなどが響いた様子です。
物価が下がり、賃金が下がり、税金が上がるとなると消費は益々冷え込んできます。
消費が上向かない限り、景気が良くなることはありませんので、年金や社会保障のみの政策ではアンバランスになります。
ちなみに中国の消費者物価指数は、5%程度上昇しているものとみられます。
日本も早く上昇気流に乗りたいものです。
(2012/1/27 10:31)