日本の資産、3年連続のマイナスへ。
土地や建物などの資産から負債を差し引いた国全体の正味資産は、2010年末に3036兆2千億円でした。
前年末と比べて1.2%減り、3年連続のマイナスとの報告が、内閣府より発表されました。
円高が進み、政府の外貨準備などの対外純資産が、2年ぶりに減少したことが響いたようです。
国民経済計算確報の推計方法が見直されたため、2009年末の国と、地方自治体の借金総額を土地などの資産総額から差し引いた金額は、昨年発表された48兆8千億円のマイナスから、74兆4千億円のプラスになりました。
すべての資産を売り払っても借金が返せない債務超過の状態とみられていましたが、修正された結果となりました。
大の大人がたくさん集まって、日本の今後を話し合っている永田町の皆様へ、
円高や自然災害のせいにせず、国全体が進むべき道筋を、国策として打ち出してください。
日本国民は、発展ために多少の負担が必要になっても、我慢できる強い民ですから。
(2012/1/26 11:06)