スーパーの売上高、15年連続マイナスへ。
日本チェーンストア協会が23日発表した2011年のスーパー売上高は、12兆7024億円となり、既存店ベースで0.8%減となりました。
消費税が5%に引き上げられた1997年以降、15年連続の前年割れというものです。
天候不順で衣料など季節物が振るわなかったことに加え、コンビニエンスストアや専門店に客を奪われたことが主因と見られています。
また東日本大震災の影響については「特需もあったが、購買意欲の低下もみられた」として、プラスマイナス両面あったようです。
12年については「世界的な経済の不安要因を抱え、財布のひもは固くならざるを得ず、困難な状況は続くと思われる」として、低迷から脱却するのは難しいとの見方を示したものとなりました。
先日、百貨店の売上げが15年連続下がり続けている記事を書きました。
かつて買い物の代名詞であった「百貨店やスーパー」から、無店舗販売やディスカウントストアが買い物の主流となりつつあるようです。
(2012/01/24 10:03)