借金依存の国家へ。
安住淳財務相は24日午前、2012年度予算案を決定した臨時閣議後の記者会見で、「借金」に当たる国債発行額が当初予算段階で3年連続して税収を上回ったことについて、
「異常事態で残念。ぎりぎりの線でやり繰りせざるを得ない。国債依存度が高い財政運営はそろそろ限界にきている」と強調しました。
その上で、「所得税、法人税、消費税の歳入部分を改善しなければ、日本の財政の構図は変わらない」と述べ、消費増税をはじめとする社会保障と税の一体改革が不可避との認識を改めて示しました。
税を増やすのは仕方が無いこととして、その前に具体的な将来の試算を見せてほしいものです。
家計の考えかたなら、歳入に活路を求めるより、支出を減らすのが普通先です。
外食を控えるとか、公共料金を節約するとか、お父さんのおこづかいを見直すとかです。
公務員の人件費や経費も、物価指数や民間の賃金状況にあわせて変動する法律を、案としてだす議員は誰もいないのでしょうか。
このままでは日本は、増税と高負担で働く意欲が全く湧かない国になってしまいます。
(2011/12/25 11:19)