所得税、最高税率を45%に引き上げへ
政府は20日、社会保障・税一体改革に伴う消費税率引き上げに併せ、所得税の最高税率を現在の40%から45%に引き上げる方向で検討に入りました。
現在の税率は、所得に応じて5%から40%の間で6段階に区分されていますが、所得が多い人ほど税率が高くなる「累進構造」を強める方針です。
政府税制調査会が21日の全体会合で、所得税の見直し案を示しました。
政府が所得税の累進構造を、高所得者に厳しい方向で見直す一因は、消費税を増税すると、低所得者ほど重税感が増すとの指摘があることからです。
高所得者への課税を強化することで、低所得者の不満を和らげる狙いがあるようです。
所得税の最高税率は、1969年には75%でしたが、99年に37%まで下がり、2007年から現在の40%となり、課税所得1800万超の層に適用されています。
毎月ぎりぎりの生活をしているわたしから見れば、高所得者者からもっと税金をとってもいいような気がしますが・・・
きっと高所得者の方々はおおらかでしょうから、多く税金を支払っても、何とも思わない人が多いはずですよ。
(2011/12/21 14:18)