新子ども手当、年収960万円超の家庭は月額5千円 へ。
来年度から新しい仕組みに変わる「子ども手当」について、所得制限の対象となる世帯への支給額を、中学生までの子ども1人あたり月額5千円とする方針を決めました。
子ども手当は今年10月分から、子ども1人あたり月額1万円(3歳未満と第3子以降の小学生までは1万5千円)となっています。
来年6月からは所得制限が設けられ、夫婦と子ども2人の世帯では年収960万円程度で線引きされます。
所得制限で手当を受け取れなくなる世帯への支給額について、民主党の三井辨雄政調会長代理は14日、公明党の坂口力元厚生労働相に月額5千円とすることを提案し、新制度の名称は「子どものための手当」とする方針を伝えたそうです。
坂口氏は回答を保留し、自民党は協議に応じていませんので先行きは難航しそうです。
野田政権は両党の了解が得られなくても、この方針を盛り込んだ関連法案を来年の通常国会に提出したうえで、修正協議に入る考えです。
「子どものための手当」という名称、変ではありません??
実に、手当の名称は何でもいいのかと思わせるような、いい加減なネーミングです。
問題は中味で、名称は「子ども手当」でいいのではないでしょうか。
(2011/12/15 10:59)