今年度の税収額が42兆円超になりそうです。
2011年度の国の税収が当初予想を1兆円強上回り、42兆円を超える見通しとなったことが1日、分かりました。
企業収益の伸びが想定を上回っているのに加え、東日本大震災を受けて法人税率の引き下げが見送られ、法人税収が予想より増えると見込まれるためです。
政府は税収の上振れ分を11年度第4次補正予算の財源として活用する方向で検討しています。
11年度当初の税収見込みは40兆9270億円で、財務省が1日発表した税収実績では、今年度の累計税収が10月までで前年比3.5%増と、決算ベースで41兆4868億円の税収があった10年度を上回るペースとなっています。
見込みよりも増加分に関しては、すべて「復興」という名の財源に当てて、今後の日本のために使うというのはいかがでしょうか。
(2011/12/02 11:21)