自転車保険が、損保会社より相次いで登場しています。
交通事故に占める自転車事故の割合が、全体の2割に上る中、損害保険各社が自転車向けの保険の販売に相次いで乗り出しています。
自転車の事故で数千万円の賠償命令が出ることもあり、警察幹部は「保険加入は被害者救済にもつながる」と話しているそうです。
三井住友海上火災保険は今月、コンビニ最大手セブン-イレブンで、自転車向けの保険販売を開始しました。
「小さな子どもを持つ母親の加入を想定している」とのことです。
昨今の自転車ブームを背景に昨年以降、アクサ損害保険、au損害保険なども相次いで販売しており、コンビニや携帯電話で手軽に申し込める保険もあり、チューリッヒ保険では東日本大震災以降、自転車通勤の増加で「前年同月比で加入者が6~7倍の状態が続いている」そうです。
保険料は年間4600~7300円で、自転車走行中の自分や相手のけがなどをカバーし、数千万~1億円まで保障する内容が多いようです。
自転車も保険に入らなければ乗れない乗り物になってきたということでしょう。
すべてにおいて裏付けが必要な世の中になり、ゆとりが無くなってきたように感じます。
はじめて自転車に乗れた子供は、補助輪を外す前に自転車保険に加入する時代になるのでしょうか?
そのうち「三輪車保険」など出てきそうで、怖い気がします。
(2011/11/29 13:01)