ロシアより北方領土に関しての提案がありました。
メドベージェフ大統領は12日、北方領土について「我々は日本の投資を待っている。日本からの投資は喜ばしいことだ」と述べました。
「日本の専門家たちが島を訪れ、一緒に開発するのは正常なことだ」とも強調し、島の共同開発を呼びかけました。
ホノルルでのAPEC関連行事のCEOサミットでの発言によれば、「政治より経済が先を行く」とも述べ、領土問題の解決よりも経済協力の進展を優先する考えを鮮明にしました。
大統領は「日ロ間には平和条約の不在と北方領土問題が重くのしかかっているが、第2次世界大戦の結果として『島はロシアの一部である』との我々の立場は不変だ」と主張し、「大げさに騒いだりヒステリックになったりせず、静かな環境で協議を続けるのが重要だ」と指摘したものでした。
交渉難航の領土問題としてではなく、経済を先に発展させて、のちに自国領土として主張しようとする意図が、ありありと見て取れます。
気軽に乗ると、「いいとこ取り」されてしまうので、無視するほうがいいのでは・・・
(2011/11/15 10:54)