ご無沙汰しておりました。
久しぶりに日本航空関連の話題です。
来年9月にも再上場の話が浮上しています。日本航空の再建を主導する企業再生支援機構が、来年9月にも同社を再上場させる方向で検討していることが19日、明らかになりました。
機構の構想では、同4月にも日本航空が東京証券取引所に上場申請した上で、同8月以降に保有する日航株を売り出したい考えだそうです。
保有株全株を売却し、同社に出資した3500億円を大幅に上回る資金の回収を目指すとのことです。
関係者の間では、売却額が6000億円を超えるとの見通しもあり、順調に保有株を売却できれば日本航空再建に伴う新たな国民負担の発生は回避できると見ています。
機構支援下での不採算路線の見直しなどにより収益力強化は進んでおり、日本航空の連結営業利益は2011年3月期に過去最高の1884億円となりました。
また、12年3月期は目標の757億円を達成できる見通しです。
ただ、欧州債務問題を背景に株式市場の先行きは不透明感を増しており、機構は売却に支障が生じないかどうか市場の情勢も見極めるとの見解です。
お騒がせした一昔前の時とは違い、こんなにも簡単に再上場できるのですね。
巨大企業に勤めていれば、いざという時には国が、国民が助けてくれるのですね。
潰れない企業なら公務員にすれば? と思ってしまうのは、私だけでしょうか・・・
(2011/10/20 10:09)