東北地方の足元の景気について「全体として持ち直している」との判断を日本銀行仙台支店が示しました。
前回7月の「正常化に向けた動きが着実に広がっている」から上方修正したものです。
「持ち直している」との表現は、東日本大震災の直前の3月の判断以来です。
消費の面では6~7月の百貨店売上高が、前年を4%ほど上回るなど個人消費が震災前を上回る勢いで伸びているほか、住宅建設も回復しているそうです。
ただ、福田一雄日銀仙台支店長は、記者会見で「被害の大きい地域は依然厳しく、東北の景気を一つの言葉で語るのは難しい」とも語ったそうです。
少しずつでも着実に東北が復活していることが、何よりもうれしく感じます。
東北の明るいニュースが、もっともっと増えることを待ってます。
(2011/9/10 9:56)