サッカー日本代表のGK川島選手が所属するの試合での話です。
ベルギー王立サッカー協会は9日、同国1部リーグの試合で、日本代表GK川島永嗣選手が所属するリールスが8月19日にゲルミナルと対戦した際、ゲルミナルのサポーターが「フクシマ、カワシマ」などと同選手を中傷するやじを繰り返したとして、同クラブに対し、3万スイスフラン(約270万円)の罰金を科す決定を下しました。
ベルギー協会は、ゲルミナルの会長に対し、川島選手と横田淳駐ベルギー大使に面会して謝罪することも求めたそうです。
これを受けた同クラブは「冷静に検討して正式な対応を決める」との声明を発表しました。
不服があれば異議申し立ても可能だとのことです。
やじを飛ばしたサポーターの真意は不明ですが、「福島」と「川島」の発音が似ていることから、原発事故で知られる福島の地名と、相手GKの名前を連呼して、リールス側を挑発する狙いがあったとみられています。
ヤジとはいえ、スポーツの対戦なので、言っていいことと悪いことがあります。
これが国際Aマッチで日本代表が誹謗されたとしら、戦争にもなりえないことと思います。
それくらい日本国民の心情を逆撫でした行為です。
ヤジを放った人は、それくらいのことをしたのだと、肝に銘じて十分反省してほしいものです。
(2011/09/10 9:45)