6500万年に1秒しか狂わない時計があります。
情報通信研究機構と東京大学が「光格子時計」と呼ばれる精度が非常に高い時計を開発し、実際に「6500万年に1秒」しか狂わないことを接続実験で実証したそうです。
現在、最も正確とされる原子時計を上回る精度で、「1秒」のより正確な定義にもつながる成果だと、大盛況とのことです。
光格子時計は、原子が出す電磁波を振り子のように使う原子時計の一種で、東大の香取秀俊教授が考案したものです。
レーザー光の応用で電磁波の周波数を安定させ、理論的には「100億年に1秒」程度の精度が可能とされています。
発表によると、同機構と東京大学が、独自につくった二つの光格子時計の進み方を互いに比べ合い、「3千万年に1秒」とされる最高精度の原子時計を上回る精度を確かめたそうです。
「70億年に1秒」とされる時計が米国にあるが精度は実証されておらず、同機構と東大の時計が世界一になるとのことです。
こういった技術力を、原発の被害抑止の為に使えないものでしょうか。
6500年生きる人はいないのですから、放射能を6500分の1にする発明のほうが、
今の日本に必要な気がします。
(2011/8/9 9:41)