教員98人が、免許失効。
文部科学省は、この春に教員免許更新制に基づき免許の有効期限を迎えた全国の教員のうち、98人が免許を失効した、と5日発表しました。
対象者約9万5千人の0.1%にあたるものです。
教員の免許更新制は2009年度に始まり、幼小中高・特別支援学校の現職教員は、10年ごとに30時間の講習を受けることが義務付けられたものです。
98人は、この講習を受けなかったため免許が失効したものでした。
このほか約500人が失効前に辞職したとのことです。
教員資格も国家資格の一つなので、更新制度はあるものと思っていましたが、2009年まで存在しなかったことに、驚きを感じます。
一度取った資格が、生涯更新無しなんて、これまでの資質を疑うものではないでしょうか。
(2011/8/6 10:03)