年金確保支援法案が参議院を通過しました。
国民年金の未納保険料をさかのぼって払うことができる追納期間を、現行の2年から10年に延長することを柱とする年金確保支援法案が29日、参院本会議で、民主、自民、公明各党などの賛成多数で可決されました。
今後は衆議院に送られ、今国会で成立する見通しです。
また、加入者本人の運用実績に応じて給付額が変わる確定拠出年金(日本版401k)については、現行の企業の拠出分に加え、新たに加入者も掛け金を上乗せできる「マッチング拠出」の導入も盛り込まれています。
国民年金の追納に関しては、2年から10年に延ばしすことで、誰がどれだけ追納すると予測して、法案化したのでしょうか。
年金財源がひっ迫しているから行った「財源集め」だったら、あまり意味が無い気がします。
それより納付率低下に歯止めをかける方が先ではないでしょうか。
(2011/7/29 12:41)