日本の景気に、上向きの動きがあります。
財務局長会議では1年ぶり判断を上方修正した模様です。
今月28日の全国財務局長会議で、野田佳彦財務相は冒頭のあいさつで、4~6月期の経済情勢について、「東日本大震災の影響により厳しい状況にある中、このところ上向きの動きが見られる」と述べ、全国景気の総括判断を上方修正しました。
震災で寸断された部品供給網復旧に伴う生産活動の持ち直しや、個人消費の改善などを踏まえたものです。
震災特需での持ち直しではなく、継続的な底上げ要因となる上方修正であることを願うばかりです。
完全に復興するまで、支援を続けるという気持ちを忘れないことが、被災地以外に住む人たちの使命だと思います。
(2011/07/28 11:36)