「MDウォークマン」が今秋生産終了です。
ソニーは7日、携帯音楽プレーヤー「MDウォークマン」の生産を、今年秋をめどに世界で終了することを明らかにしました。
「カセットウォークマン」も昨春、国内向け生産をやめたばかりで、メモリー型音楽プレーヤーが市場を席巻するなか、懐かしの機器がまた一つ消えます。
MDウォークマンは1992年に発売され、今年3月までの販売数は世界で約2200万台にのぼりました。
カセットやCDに比べ、コンパクトなサイズが、国内中心に人気を集めましたが、2000年代に入りi-Podなど、より小さい機器が増え、存在感は失われていきました。
今年の9月をめどに国内向け、10月にアジア向けの生産を終える予定です。
据え置き型MDプレーヤー、MDの生産は続けるそうです。
かく私は今の仕事を始めるに当たり、資格取得の為、学校にMDウォークマン持参で通い、講義を録音し、何度も繰り返し聞いたものでした。
あの頃のことが懐かしく思い出されます。
まだ平成の出来事なのに、随分昔に思えてきます。
商品のライフサイクルというのは、年々短くなってきました。
商品は廃盤となっても、思い出だけは、大事に持っていたいものです。
(2011/7/8 12:56)