5月の賞与は大幅アップです 。
厚生労働省が5日発表した5月の毎月勤労統計調査によりますと、基本給や残業代、賞与を含めた現金給与総額は前年同月比1.1%増の平均27万1621円でした。
基本給や残業代はやや減りましたが、震災対応への慰労金とみられる賞与が大幅に増え、3カ月ぶりに前年水準を上回ったものとなりました。
基本給は前年同月比0.4%減の24万2975円、残業代は3.3%減の1万7159円です。
震災による電力不足や、自動車部品などの供給網が寸断された影響で、工場や飲食店を中心に残業が減った反面、賞与は67.7%増の1万1487円となりました。
なかでも建設業は3.5倍の2万7412円、情報通信業は86.7%増の4万1400円でした。
両業種とも震災復旧に伴って残業などが増えており、賞与にも反映されたとみられています。
復興に取り組む態度は、官より民のほうが真剣に取り組んでいるのではないでしょうか。
大臣に多額の報酬を払うより、現場で復興に取り組む人たちへ税金を使ってほしいものです。
(2011/7/6 8:42)