扇風機が飛ぶような売れ行きです。
節電意識の高まりで、政府の呼びかけも重なり購入者が売り場に殺到しているそうです。
店頭では早くも品薄が生じ、メーカーは増産を急いでいるようです。
東京・有楽町の家電販売店大手によると、売り上げは前年の4~5倍で、ひっきりなしに訪れる客の対応に「各階から応援を呼んでしのいでいる」とのことです。
4.000円~6.000円の価格帯が売れ筋ですが、消費電力が数ワットに抑えられる3万円程度高級機種も品薄状態だとのことです。
扇風機は、菅政権が家庭での節電対策のメニューとして「エアコンから切り替えれば50%節電」と呼びかけたものです。
家電量販店では、政府が15%の節電目標を決めた13日以降は、売り上げが前年比15倍に撥ね上がったとのことです。
大手スーパーでも例年の約3.5倍と売れ行き好調が続いているとのことです。
エアコンに頼らない究極の夏の過ごし方は、自力発電ではないでしょうか。
今年の夏も扇子とタオルは手放せそうにありません。
(2011/5/25 8:56)