東日本大震災により亡くなられた方のご遺族に対する労災保険給付を、初めて支給決定しました。
労災保険給付について4月21日、いわき労働基準監督署長は震災により発生した津波に流されて死亡された方のご遺族に対し、遺族補償給付を決定しました。
震災に係る遺族補償給付は、21日現在34件あり、福島労働局としては、震災に関し「仕事中に地震や津波により建物が倒壊したり、流された等が原因で被災した場合には、労災保険の適用があること」について一層の周知を図るとともに、遺族等の早期救済に努めることとしています。
申請された内容は、勤務先店舗において、食料品の陳列作業を行っていた際、津波に巻き込まれて死亡したもので、支給決定の内容は、給付基礎日額の1,000日分を支給決定(一時金)とされました。
周知とともに、もっと申請件数は増えることでしょう。
(2010/4/28 21:23)