復興構想会議の議長を務める防衛大学校校長の五百旗頭真氏は、復興に向けた財源を確保するため震災復興税を創設する必要性を強調したうえで、今後は会議の中で議論を深めていきたいという考えを示しました。
復興構想会議で、基本方針を示しその中で、復興に向けた財源として震災復興税を創設することを提案しています。
「今回の震災から復興するための財政的な負担の確保には、あらゆる方途を尽くすべきで、復興のための経費は阪神・淡路大震災の比ではなく、財源が義援金と公債だけでいいのか」と述べたものです。
そのうえで「財源については、国民全体で負担することを視野に入れなければならないということで、基本方針の中に震災復興税ということばを入れたものです。
具体的には、これから議論を詰めるとのことです。
義援金や寄付金は一人一人の気持ちですが、税となれば趣旨が違ってきます。
かといって、税の創設に反対すれば被災支援に水を差すように思われたりと・・・
難しいものです。
(2011/5/14 21:21)