協会けんぽの保険料率が平均9・50%に引き上げとなります。
中小企業のサラリーマンや家族ら約3500万人が加入する全国健康保険協会管掌健康保険(協会けんぽ)は31日の運営委員会で、2011年度の各都道府県の保険料率を決定しました。
全国平均は9・50%で、現行の9・34%から0・16ポイント引き上げるこことなりました。
都道府県別では最高は北海道と佐賀県の9・60%で、最低は長野県の9・39%です。
景気低迷で加入者の賃金が下がり、保険料収入が伸び悩んでいるためで、引き上げは2年連続となっています。
協会によると、加入者の平均的な月収(28万円)の場合、負担は年間約5400円(賞与を除く)増える見込みです。
被保険者増又は、給与額増とならなければ、今後保険料は上がり続けます。
(2011/1/31 19:53)