日本フードサービス協会が発表した2010年の外食売上高は、前年比0.5%増え、2年ぶりにプラスとなりました。
低価格志向が続く中、客単価は2.1%減と2年連続で下落したものの、夏の猛暑を逃れる客が増えた影響もあり、利用客数は2.6%伸びた結果となったものです。
業態別に見ると、ファストフードの売上高は2.1%増で、利用客の回復が顕著で、安値競争が激化している牛丼チェーンや、めん類チェーンがけん引したとみられています。
ファミリーレストランなど他の業態の売上高は、前年に続き減りましたが、減少幅は縮小したものとなりました。
客足の回復に加え、「年の後半から客単価の回復が見られる」という動向がみられました。
一時の激安○○ばかりではなく、本格志向が好まれたようです。
一度舌が肥えてしまえば、それを下げることは難しいですよね。
(2011/01/26 10:26)