企業の定年が70歳までになるながれになりそうです。
現在我が国は、670万人を数える団塊の世代の全員がすべて60歳代になり、2年後の2012年には順次65歳に達し、4人に1人が65歳以上という世界のどこの国も経験したことのない高齢社会となります。
しかも高齢化は今後さらに加速していき、加えて人口、労働力の減少が本格化します。
現在の雇用情勢は依然として厳しい状況にありますが、人口減少と一層の高齢化が同時進行することを考えますと、社会の活力や産業、企業の競争力を維持していくためには、働く意欲や能力をもつすべての人達がいくつになっても働き続け、社会の支え手として活躍することができる職場を1日も早く実現することが必要です。
そこで、専門家の方や企業経営・人事管理者から70歳まで働ける仕組みや環境の整備が出来るかについて考える会合がもたれています。
まだ、始まったばかりのこの考え方ですが、今後の日本の人口構造を考えますと「70歳定年」は避けられない現実となるでしょう。
近い将来きっと、「70歳定年」が来ると私は確信しています。
(2011/1/14 11:14)