2011年度の国民年金の月額保険料は今年度より80円下がり、1万5020円になることが決まりました。
1961年度に国民年金制度が始まって以来、保険料が下がるのは初めてで、賃金や物価が下落したことが影響したものです。
国民年金保険料は毎年4月に280円ずつ引き上げられ、2017年度以降は1万6900円に据え置くことが決まっていましたが、昨今のデフレと賃金下落を受けての実施となりました。
これは各年度の2年前までの賃金や物価の変動に応じて調整される仕組みですので、景気が上向けば、また元の保険料額に戻ります。
(2011/1/13 11:15)