現金給与総額が前年同月比0.6%増に。
厚生労働省が11月30日に発表した10月の毎月勤労統計調査結果(速報・従業員5人以上)によりますと、現金給与総額は前年同月比0.6%増の268,951円でした。
総実労働時間は146.4時間(前年同月比0.7%増)で、うち所定外労働時間は10.1時間(同5.2%増)、製造業の所定外労働時間は14.1時間(同13.7%増)でした。
常用雇用は前年同月比で0.7%増加し、うち一般労働者は0.3%の増加、パートタイム労働者は1.6%増加しました。
お給料、労働時間、残業時間、社員数、パートタイマー数のすべての調査事項で増加傾向にあるのは非常に良い傾向ですが、実感がないのが現実です。
完全失業率が5%台ですので、一概に景気が上向いているとは言えません。
(201012/1 17:11)