外国人4役員の役員報酬が1億円超。
新生銀行は23日に提出した2010年3月期の有価証券報告書で、前取締役専務執行役を含む外国人役員4人の報酬総額がそれぞれ1億円を上回ったと開示しました。
4人の合計額は4億8800万円で、取締役・執行役29人の役員報酬総額8億9800万円の過半を占めたものです。
一方、退任した八城政基社長は同日開かれた株主総会で、自らの報酬額は850万円だったと明らかにしました。
同行は10年3月期連結決算で、1401億円の大幅な純損失を計上し、あおぞら銀行との合併構想も破談となり、単独での生き残り策を模索している最中です。
その中で、外国人役員が報酬について特別優遇された格好で、その是非が問題となりそうです。
なぜ、こんなことが起こりえるのでしょうか。
会社を私物化しているとしか考えられません。
もし、正当な理由があるのなら聞いてみたいものです。
この4人はいずれも同日付で退任した模様です。
(2010/06/24 11:02)