2010年5月のコンビニエンスストア売上高は、前年比3.2%減。
日本フランチャイズチェーン協会が21日発表した5月の主要コンビニエンスストアの既存店売上高は、前年同月比3.2%減の6113億円でした。
前年実績を下回るのは12カ月連続で、小売業全般での売上減が止まりません。
内訳を見てみると、デザート類の一部では売上げが好調だったのですが、主力の弁当などが不振だった模様です。
来店客数は1.0%減と11カ月連続のマイナスで、消費者の低価格志向も相変わらず、平均客単価は2.3%減の558.2円と18カ月連続の前年割れとなりました。
百貨店に若干の回復見込みが見られらた以外、スーパー、コンビニエンスストア、専門店と軒並み売上減が報じられています。
景気の回復は、物価の上昇と連動して上向く傾向にありますが、小売各業種の売上が上昇しないと消費も回復せず、物価も下がる一方です。
大きな起爆剤が必要なのは、政治家の方々もわかっていると思いますが。
こんな状況で消費税増税など、ナンセンスだと思います。
(2010/6/21 19:32)