過去最大規模の早期退職者募集です。
会社更生手続き中の日本航空は1日、グループ社員2,700人の特別早期退職を3月5日から順次募集すると正式に発表しました。
経費削減が狙いで、日本航空の早期退職としては過去最大の規模となる模様です。
グループ従業員の約3割に当たる約1万5,700人削減の経営再建計画の柱となります。
早期退職は、子会社の日本航空インターナショナルが1,700人、ほかは旅行商品を取り扱うジャルセールス、JALグランドサービスなどグループ会社で実施する方針です。
具体的には、まず営業や間接部門などの地上職と客室乗務員の部長クラスを対象に募集し、その後、次長・課長級や一般職の社員についても順次募集する方針で、労働組合にも理解を求める模様です
人数は設定しておらず、通常の退職金のほかに割増退職金を上積支給するとのこと。
日本航空は6月末をめどに更生計画案を東京地裁に提出するが、「早期退職募集は更生計画案の認可を待たずにできる」と説明している。
日本航空では2007年以来、2度目の早期退職者募集です。
早期退職者募集とは、体のいいリストラだということは、お分かりですよね。
(2010/3/5 21:32)