キリンとサントリーの経営統合が破談となりました。
どちらの商品も日頃から愛飲していたので、興味ある記事でした。
大きな会社同士なので、お互いの言い分がなかなか通らなかったのでしょう。
企業統合に関して専門家ではないので憶測ですが、サントリー側からよく「創業家」という単語を聞きます。
老舗のお菓子屋さんや呉服屋さんなど個人商店でよく使われる単語です。
素朴な疑問ですが、日本を代表する会社同士が統合するのに、「創業家」がそんなに大切なのでしょうか?
古来から日本人は”いにしえ”を重んじてきました。
伝統を大切にし、継承していくことはとても尊いことです。
ただ「創業家」がネックになってこの縁談がご破算となったのなら、残念な話です。
個人的な希望ですがキリンとサントリーが統合したら、さらに美味しいビールが増え、さらにまろやかなウイスキーが飲めるようになると想像していました。
創業家の「松下」の名前を捨て、パナソニックという社名に変更した会社の決断を、改めてすごいと思います。
(2010/2/8 8:47)