総務省統計局が今月2日公表した労働力調査速報によると、8月の完全失業率は前月比0.2ポイント低下して5.5%となり、7カ月ぶりに改善しました。完全失業者数は361万人と1年前に比べ89万人増加し、10カ月連続の増加となりました。
完全失業者のうち、2人以上の世帯における「世帯主」は89万人で、1年前に比べ29万人増加しました。相変わらず高止まりしている状況が続きますが、リーマショックから続く失業率上昇と有効求人倍率の低下は日本経済にマイナスに関わります。 2016年の夏季オリンピックが東京に決定すれば、少しは景気が上がったのではと思うととても残念です。単にオリンピック開催と捉えるのではなく、景気上昇のきっかけとしては、このうえない起爆剤になれたのではないでしょうか?何かきっかけがあれば景気回復に向かうのでしょうが、きっかけが見つかりません。・・そう考えるとのさおさら残念!頑張れ、ニッポン。おめでとう、リオ・デジャネイロ。(2009/10/4 10:22)