今日は、いくらか過ごしやすく、暦の上での秋を少し実感した1日でした。
最近、われわれ社会保険労務士の間でも助成金の話題が多く出るようになりました。
企業の方の中には、助成金は必ずもらえるものだと思っている方も多く見受けられますが、
ちょっと、ご注意を!
私たちが手懸ける助成金のほとんどが雇用保険事業の中のものであり、雇用保険が成立していることが前提となります。この雇用保険事業の政策に協力的な事業主に対して申請により支払われるのが、雇用保険事業が行う助成金です。
売上、生産量の減少に対して助成するもの、フリーターや就職困難者、高齢者や障害者を積極的に雇用した場合に助成されるもの、介護事業に対して助成されるものなど書ききれないほど存在します。
この助成金すべてに共通する要件は、①雇用保険のルールを守っていること②労働保険料の滞納が無いこと③帳簿等の開示が可能なことなどが挙げられます。
この他に、たくさんのルールがあります。私は事業主の方とお話する際には「助成金は陸上競技で言うハードル走のようなものですよ」といいます。
たくさんのハードルをクリヤしてはじめて、獲得できるものと考えています。
事業主のみなさまも当事務所と一緒に、ハードル走をはしってみませんか?
ボルト選手ほど早くは無いですけど・・・(所長談)
(2009/8/18 23:43)