結成の余波
配車アプリ世界最大手の米ウーバー・テクノロジーズが日本で展開する食事宅配サービス「ウーバーイーツ」の配達員らが3日、労働組合を結成しました。
会社に団体交渉を要求することで、報酬を決める配達距離の計算方法や、配達員の評価方法の詳細な説明を求めるなど幅広く交渉していくということです。
配達員は、従業員ではなく個人事業主として扱われており、労災や雇用保険の対象になりません。
これによって働き手の保護が不十分という批判が出ていたことで結成されたとのことです。
東京都内で設立総会を開き、配達員17人で結成され、組合の執行委員長は、「配達員の労働環境の改善を通じ、プラットフォーマーから仕事を受ける人が安心して働ける環境を目指す」と訴えたそうです。
この流れが大きなものになると、フリーランスの働き方も大きく変わってきそうです。