厚生労働省は3日、企業や個人の判断で入れる私的年金の「確定拠出年金」について、「原則59歳まで」という加入年齢の上限を引き上げる方針を自民党の会合に示しました。
2種類ある確定拠出年金のうち、掛け金を一人一人が払う個人型の「iDeCo(イデコ)」は64歳まで、会社側が出す企業型は69歳までにするようです。
増加する働く高齢者が加入しやすくして、老後の資産形成を後押しするのが狙いのようです。
確定拠出年金は、掛け金の運用結果に応じて受け取るもので、運用がうまくいけば、公的年金に上乗せして年金額を手厚くできる半面、運用がうまくいかなければ、掛け金の合計額を下回る受取金がとなることがあるため自己責任が問われるものです。
確定拠出年金の加入者は、イデコが約135万人、企業型が約720万人となっています。
いつまでも掛け金をかけて、もらえるころには、いったいどんな世の中になっているのでしょうね・・
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