10%SALE
2019年10月の消費税率10%への引き上げに伴う広告表示などに関する政府の指針案が判明しました。
「消費税はいただいていません!」や
「消費税還元セール!」
といった消費税と関連づけた宣伝や広告を、前回14年の増税時と同様に禁止する一方、
「10月1日以降、2%値下げ」
などの表示は問題がないようです。
指針案は、消費増税時の価格設定に関する考え方をまとめたもので、宣伝・広告の表示の仕方や、適正な価格転嫁の確保策などを定めています。
増税後に商品などの価格が一斉に上がらないようにし、消費の落ち込みを防ぐ狙いがありますが、増税前の駆け込み購入と、増税後の反動減を防ぐため、企業が増税前後に柔軟に価格を設定できるようにして、消費の波がなだらかになるよう誘導することが、今後の課題となってきます。