働き方改革
「働き方改革」のお話です。
神奈川県海老名市は市職員の働き方改革として、有給休暇の「取得推奨日」を29日間設けたと発表したそうです。
今年の大型連休では、最大13日間、年末年始は最大18日間休める内容で、海老名市の市長は、
「県内の自治体では例のない画期的な試み」と強調したそうです。
市職員の有給休暇は年20日間で、繰り越しは1年となっています。
取得率は半分を下回り、毎年40日間まるまる残す職員も多かったということで、今後、土日祝日などと組み合わせ、7日間以上休める期間を今年は、
2月8〜14日、
3月17〜25日、
4月26日〜5月8日、
10月4〜10日、
11月21〜27日、
12月20日〜1月6日 の6回設定したそうです。
さらに、
長期の休業制度を新年度から導入し、2年以内の大学修学や3年以内の国際貢献活動に伴う「自己啓発等休業」(無給)、大学修学などで勤務時間の一部を休業する「修学部分休業」(最大50%支給)、55歳から定年退職まで一部休業する「高齢者部分休業」(最大50%支給)を設けるそうです。
市長曰く、「休めと言っても休まない職員が多いので、これくらいやらないとダメ。そのために議会の日程を変更し、大型連休中の市主催行事をなくした」
と労働環境の向上に意欲を示したそうです。
これが民間企業であれば「あっぱれ!」と言いたいとこですが、
所得や生活が安定し、保障されている地方公務員へ、民間の「働き方改革」を早期に導入するのはいかがなものかと、思ってしまいます。
まずは、民間の動向を見据えてからの行動でも遅くはないと思いますが・・・