民主党政権になって数週間が経過しました。
生活が潤ったとか、不便になったことは今のところまだありませんが、これまで議題にならなかったことが話題に上るようになり、新聞紙面を賑わせています。ダム建設を中心とした公共工事の見直しもこのひとつです。
このままダムをつくっても、数千億円の費用がかかり、途中で中止しても補償問題等で費用がかかります。それとは別に計画から今日まで相当年数が経過しており、周辺住民の方の精神的な疲労が最も懸念されるべきことではないでしょうか?ダム建設を見越して貯蓄を投じた人、転職した人は、もしダム建設中止となった場合には引くに引けないことと思います。もし私が現地に住んでいるとしたら、きっとそう感じることでしょう。お金で解決できる域を越えているのではないでしょうか?
じゃあ、なぜこんなに大きな問題になるまで、新聞等に掲載されなかったのでしょうか?もしこれが利権の絡んだ天下り問題で、関わった者がすべて「ことなかれ主義」であったのなら、制度自体根本から立て直すことが必要となります。
本当に国民のための政治を行うなら、古き悪しき習慣をすべて打破する意気込みで、頑張って欲しいと思います。それが今、私が求める政権与党への願望です。(2009/9/27 22:37)